BS朝日で放送中の「ウチ、”断捨離”しました!」2021年7月26日放送「家族の未来をひらけ…兄の介護と断捨離の日々」の感想をまとめていこうと思います。
2020年11月30日に放送されたものの再放送でしたね。
家族思いの優しい依頼者の今後の人生が断捨離によって明るくなることを心から願います。
今回の放送は家族思いの献身的な女性が主人公です。
半身まひのお兄さんを介護するため断捨離を決意しています。
環境が変わると断捨離も必要ですよね。
主人公は断捨離が苦手ですが、家族のために断捨離を決意します。
今回の放送を見ると誰かのために環境を整えるのは素敵と思えますね。
- 物が多くて動きたくなくなる空間
- 必要なのは空間
- 空っぽの空間には希望がある
見逃し配信はこちらから見れます。TVerが一番みやすくておすすめです。
是非最後までお付き合いください。
東京都在住の59歳独身の則子さんが今回の主人公です。
94歳の母親と暮らしています。
脳出血から半身不随となった64歳の兄の勝美さんが、退院して則子さんたちの家に帰ってくることになっています。
左半身まひで車いす生活になった兄が快適に過ごせるように今回断捨離を決意しました。
お兄さんのために断捨離を決意した則子さんですが、則子さんは片付けが大の苦手です。
リビングも物が多い印象ですが、2階の寝室はベットの上に服が散乱し、隣の書斎も服や物で物置状態になっていました。
実は則子さんは2年前に恒例のお母さんを心配して同居を始めましたが、その時に持ち運んだ荷物を整理できず寝室と書斎にあふれかえっている状況でした。
則子さん自身も自分が片付けが苦手なことを自覚しています。
「家事が上手な人、豊かさへの憧れがある。その中でこの現実。それが辛い。」
今は家事のほとんどを母親が担っています。
家事全般苦手な自分が辛いようでした。
則子さんの家の問題点をまとめると、
- リビングに家具が多くてお兄さんが動きにくい環境
- 則子さんの服があふれていて2階の寝室で寝れていない
- きれいな部屋に憧れがあるのにできていない現状が辛い
バリアフリー住宅にはしてあるので断捨離さえできればお兄さんも快適な家になりそうですね。
「どうせなら楽しみたい、どうせ一緒に生きていくんだから楽しんじゃおう。家族でこの危機を明るく乗り越えたい。」と則子さん。
素敵すぎます。則子さんかっこよすぎます。
片付けは苦手かもしれませんが、兄の介護を楽しもうと思うこの生き様だけでもう尊敬できる素晴らしいお方です。
生き方を真似させていただきたいです。
お兄さんの退院前日にやましたさんが登場しました。
リビングが差し迫っての問題と指摘されました。
とにかく物が多いと。
動きにくい空間、環境だと動く気がしなくなってしまう。
お兄さんの気力をなえさせないようにしないといけない。
とにかくお兄さんg快適に過ごせるような空間づくりをすること。
それは同時に則子さんとお義母さんにとっても快適!
家族みんなが快適になる空間のためならみんなで協力して断捨離できますね。
家具が多いとのことだったのでまずは家具を処分することになりました。
ソファーと大きなテーブルを処分して、代わりに小さいテーブルをもってきました。
車いすを導線を無事に確保することができました。
続いて2階の則子さんのスペースに行きます。
ベットに散乱する衣類をみてやましたさんが一言、
これは部屋って言わないよ。
ちゃんと部屋で暮らし部屋で寝ましょうよ。
とても人の住む部屋ではありませんでした。服が散乱してベットは使える状態ではありません。
則子さんもどうにか服の処分をしようとトライをしたことはあったみたいです。
しかし、なんと衝撃的なことに則子さんがこの2年間で要らないと思った服は1着のみだったようです。
ゴミ袋に1着しか入っていませんでした・・・。
本当に服の整理が苦手なようですね。
部屋のすべてが過去。
過去と今は全然様子が違うからお兄さんとの新しい生活のためにもお別れしないと。
2年前の服でほぼ着ていないものばかりです。
2年前の服ということはお母さんやお兄さんと同居する前の過去の服で止まっています。
本当は自分に必要のないものばかりだったんですね。
服を捨てられないことについて則子さんが愚痴ります。
「着やすいものはどんどん着てどんどん傷む、着にくいものばかり残っていく」
着にくいという現実に注目しなきゃ、着にくいものを着る必要はない
着にくい服でも高かったら捨てられないのよ。やましたさんw
と思いますが、着にくいか着やすいかが本当の服の価値だから現実から目を背けてはいけませんね。
普段着こそいいものをきたいのに普段着をないがしろにして毛玉だらけのものを着てしまう心理を突かれた気がします。
則子さんは今の状況に行き詰っていました。
行き詰った気持ちがどうしようもないけどそれでもどうにかしようと懸命に生きていました。
- 兄は生活保護の対象、しかし持ち家があるため受けれない
- 母は父との思い出の家で最後を迎えたい
- 生活保護を受けれないので則子さんは母と兄を支えるため働かなければならない
- 働くためには二人をもっとデイケアに入れる必要がある(お金がかかる)
そんな則子さんにお兄さんがポツリと一言。
「普通は施設送りだと思う」と。優しい則子さんに感謝しているようでした。
則子さんは、
「今の状況は他人からみたら則子さんと母親では介護はとても無理。
でも施設に預けたらすべて解決するのかってそういうことじゃない。
住み慣れた家を大事にすることが意味のないことだと言い切れない。
いつまで続けられるか分からないけどできる限り家族三人暮らしていこうと思う。」
理屈では預けることが正しいのかもしれないけど、則子さんは自分が動ける限り家族の想いや自分の想いで3人で暮らしていきたいそうです。
断捨離もこの決意の表れですね。
みているだけでも苦しい状況の則子さんです。
でも苦しい選択を家族のために決断した則子さんには涙がでます。
優しい則子さんだからこその決断でしょう。
どうにかならないものか・・・胸がとっても苦しくなりますね。
やましたさんが帰った後も則子さんはまじめに断捨離に取り組んでいました。
そんな時に2階にあった棚を1階で使うためにどかして、その空っぽになった空間を見て則子さんはぽつりとつぶやきました。
「私に必要なのは空間なんだなっていう実感がわく」
則子さんは日々の生活に追われてぎゅうぎゅうの苦しい生活になっていました。
空っぽの空間をみてホッとできる、必要な空間を認識できたようですね。
いつもやましたさんが言っているまずはものをどかしてみてどう思うかという部分ですね。
空っぽのゆとりのある空間をみてどう思うか、気持ちいいと思ったら断捨離もはかどります。
則子さんも空っぽの空間をみて断捨離がはかどりました。
則子さんの息がつける空間ができてうれしいですね。
物が詰まった空間では動く気にならない。
空っぽの空間には希望がある
空間はふさがれたら不安、開放的にしたら希望がわく。
息が抜ける空間づくりを。
お兄さんにはもちろん則子さんにとっても息が抜ける場所として空っぽの空間が必要だったんですね。
お兄さんも広いリビングで車いすではなく歩きたいと積極的に体を動かそうとしていました。
きっと以前のリビングではそんな気持ちにはならなかったのではないかと思います。
断捨離で家族に希望の光がさした気がします。
素敵な仲良しご家族でした。
- 着心地の悪い服はいらない
- 疲れた則子さんには息のつける空間が必要
- 空っぽの空間は希望がある
家族とは、やさしさとはと考えさせられました。
則子さんが素敵で断捨離というより、人間ドラマとして今回は見ちゃいましたね。
どんな家族にせよ空間を詰め込み過ぎず空っぽにしておくことは大事だと思うので私も真似したいです。
今回の放送もシビれる最高の放送でした。
1週間は無料でみれますよ。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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過去記事も書いているので良ければ読んでください。
我が家では残念ながらBS放送を見ることができないのでネットでウチ、断捨離しましたを見ています。
放送から1週間は誰でもネットで無料で見ることができるのでぜひ見てみてください。
見逃し配信はこちらから見れます。TVerが一番みやすくておすすめです。
番組公式本も出ています。
私の一押しやましたさんの本はこちらです。