はじめに:開業の決意
子育てと仕事の両立。多くのママが直面するこの課題に、私も向き合うことになりました。
私は一人目の子供を産んだ後育休をとっていましたが、子供の病気や障害の通院、療育に追われて復職を断念しました。
今少し子供の状態も落ち着いてきたので保育園に預けて働きたい欲が出てきましたが、今の専業主婦の状態だと保活戦争に勝てる気がしません。
夫が転勤族なこともあって安定して長く職場に定着することもできません。
自分自身がネットに強くやってみたいと思えたので、SNSを活用した情報発信やデザイン、アフィリエイトなど、自分のスキルを生かしながら、子育てとの両立を図れる道を模索し、ついに開業を決意しました。
一度退職してしまったママは復職が難しい・・・。
保育園に入れるのも専業種になるとハードルが高いね。
我が家は転勤族かつ障害児・・・。
普通の仕事で保育園を目指すのは厳しいね。
転勤族、障害児ママなら開業目指すのもアリ!
なぜ開業届を出したのか
開業届を出した最大の理由は、子供を保育園に入れたいという思いからです。
保育園に入れる条件は様々ありますが私が思いついたのは2つです。
- 現在働いていないが求職中として応募する
- 開業して働いてる状態で応募する
役所に問い合わせしたところ現在働いている人よりも求職中の人の方が点数が低くなり、点数バトルになった時に不利になると言われました。
私の住んでいる地域は保育園激戦区らしく条件が厳しいらしいので、求職中で応募することは得策ではないと思いました。
そこで10月の一斉入所申し込みに向けて、8月に開業届を提出することにしました。
保育園入所の際、就労証明が必要となりますが、自営業の場合は開業届がその証明となります。
自営業の人が周りにいなかったから開業届で保活できるなんて知らなかった・・・。
保育園を選んだ理由
幼稚園でも在宅ワークなら働けそう。
どうして保育園にしたの?
いい質問だね。
幼稚園より保育園の方が先生の数が多くて障害児に対する対応が手厚い傾向にあるからよ!
私の子供は療育手帳を持っています。
保育園では、この状況に応じて加配をつけてもらえる可能性があります。
一方、幼稚園では対応が難しいケースが多いと聞き、保育園入所を目指すことにしました。
子供の特性に合わせた環境を整えることが、私たち家族にとって最善の選択だと考えたのです。
幼稚園よりも保育園の方が加配がつきやすい
開業届提出までの準備
開業届の提出は意外にもめちゃくちゃ簡単でした。
主に以下の2点を決める必要がありました:
- 業務内容
- 屋号
これらを決定したら、あとは税務署に提出するだけです。
後から変更も可能だからサクッと考えちゃおう。
屋号はあった方が信頼性も増すし作るのがおすすめ
開業届の作成:使用したソフトと手順
開業届の作成には、「弥生のかんたん開業届」というソフトを使用しました。
https://www.yayoi-kk.co.jp/kigyo/starting
このソフトの優れている点は、質問に答えていくだけで自動的に無料で開業届を作成してくれることです。
手書きで書く必要もないとは・・・本当に数分で作れちゃいます。
さらに、所得税の青色申告承認申請書も同時に作成してくれるので、非常に便利でした。
青色申告承認申請書について
青色申告承認申請書は、確定申告の際に青色申告を行うための申請書です。
青色申告には様々な特典があり、経費の記帳が正確になるなどのメリットがあります。
開業届と同時に提出することで、スムーズに事業開始の準備を整えることができます。
税務署での提出体験
開業届は郵送でも提出可能ですが、私は直接税務署に行くことにしました。理由は2つあります:
- 自宅から近かったこと
- すぐに控えが欲しかったこと
税務署での対応は非常にスムーズでした。職員の方が内容をさっと確認し、ハンコを押してくれただけで、わずか3分ほどで終わりました。
思っていたより簡単で、安心しました。
本当に記入の抜け漏れが無いかみてるだけって感じでした。
出すかどうか迷っていたのがアホらしくなるぐらい簡単でした。
今後の注意点:控えの取り扱い変更
ここで重要な注意点があります。
令和7年1月から、国税庁の方針で開業届の控えにハンコを押してくれなくなるそうです。
保育園の応募には開業届の控えが必要なので、この変更は大きな影響を与える可能性があります。
今後開業を考えている方は、この点に注意が必要です。
おわりに:新たな一歩を踏み出して
開業届の提出は、私にとって子育てと仕事の両立への第一歩でした。
不安もありますが、子供の成長を見守りながら、自分自身も成長していけることを楽しみにしています。
同じような状況の方々の参考になれば幸いです。
新しい挑戦に向けて、一緒に頑張りましょう!
今月から開業した方一緒に頑張りましょう!