BS朝日で放送中の「ウチ断捨離しました!」2021年9月13日放送「夫が急死!“引きこもり妻”の一大決心」の感想をまとめていきます。
過去の放送回もまとめているので興味のある方はご覧ください。
ウチ、”断捨離”しました!はBS朝日で毎週月曜日20時から放送しております。
BS朝日を観られる方はリアルタイムで視聴されるのもおすすめですよ。
今回は突然ご主人が亡くなってしまった方が主人公です。
突然のことで受け止めきれず、引きこもってしまっています。
子供の手が離れてやっと夫婦で時間をとれると思った矢先に…。
切ない気持ちで一杯になります。
主人公には元気に前向きに暮らしてほしいと思います。
今回は 落ち込んでしまったときの元気になる断捨離のポイントを紹介してました。
落ち込んでやる気が出ない人には必見の回です。
元気になる断捨離の3つのポイント
- まずは食べること=キッチンから手を付ける
- 光と風を取り入れる
- 遺品は捨てずに分別する
1週間の見逃し配信はこちらから見れます。TVerが一番観やすくておすすめです。
夫を亡くしてしまった主人公の心の傷は果たして癒えるのでしょうか。
是非最後までお付き合いください。
今回の主人公
千葉県の一軒家にお住いの広美さん51歳が今回の主人公です。
広美さんは単身赴任中の夫を半年前くも膜下出血で亡くしています。
あまりに突然のことで受け止めきれず、落ち込んでしまい半年間家に引きこもってしまっています。
ピタッと止まってしまった。
動けなくなった。
夫の死を受け入れられないけど現実…。
1人息子が社会人になり、そろそろ奥さんも単身赴任先に引っ越して一緒に暮らそうかと思っていた矢先の訃報でした。
家事全般が滞ってしまい、キッチンもリビングも時が止まって物が散乱しています。
食事もまともにとれなくなり、通販で買ったパンを食べて生活してきました。
自炊も半年間ほとんどしていません。
ちゃんとしたものを自分で作って食べなくちゃ。
やましたさんも心配そうに広美さんに声を掛けました。
ご主人を亡くしたショックで人間らしい生活を送れなくなってしまっていたのです。
広美さん自身も変わりたいと思い番組に自ら応募してきました。
そんな広美さんの断捨離の目標は
前に進んでいけるような断捨離にしたい
です。
何とかこの無気力な状態から突破口を見つけてほしいですね。
広美さんがんばれ!
①まずは食べること=キッチンから
やましたさんは広美さんの家を見渡して、空間自体がこの落ち込んだ雰囲気の原因だと指摘しました。
この家が元気を出しちゃダメって言っている。
自分で落ち込む空間を作っている。
広美さん自身も自分で落ち込む空間を作っている自覚がありました。
落ち込み過ぎてしまうと自分が元気を出してはいけないと、自分自身で暗示をかけてしまうことってありますよね。
広美さんは突然の死を受け入れられず、過去で止まってしまいました。
前に進んでいけるようになりたい。
なんで生きているのかなって思ってしまう。
本当に広美さん自身では悲しみの中で埋もれてしまいそうで、何とか力を出して番組にSOSを出しました。
子育ても終わってこれからという時期にこんなことになるなんて酷すぎますね。
悲しいけれど、前に進みたいと思って行動した広美さんは本当にすごいです!
落ち込む広美さんにやましたさんは諭しました。
絶望と希望があってやましたさんも以前は絶望が希望に変わっていくと考えていたそうです。
絶望が希望にとって代わることはない。
絶望はなくならない。
絶望と希望がせめぎあっていて、希望の量が増えると生きていける。
やましたさんも人生たくさんの絶望があったんだろうな…と考えさせられますね。
絶望の事実は変えられないから、希望を増やすしか生きていく方法はない。
広美さんが生きるためには絶望の量を超える希望が必要です。
とにかく今は生きる希望の1番目である「ごはん」を作れるようにすること。
そんなところから今回の断捨離はスタートしました。
生きることは食べること、まずはキッチンから
キッチンをきれいにしてまずはご飯を食べないとね。
落ち込んでいても大事なのは食べて寝ること。
当たり前だけど本当に落ち込んだら忘れちゃいます。
②外の風と光を取り入れる
キッチンの断捨離でまず取り掛かったのはキッチンの窓でした。
汚いカーテンを外し、
使いにくいラックを取り外し、
外の風と光を取り入れました。
目の前には窓しかなくなりすんなりと窓を開けられる空間になりました。
窓を開けると緑が見えるね。
落ち込んだ空間には光、風、緑、そんな自然が癒してくれます。
そんな風と光を感じた広美さんは、次々と物を処分していきました。
窓の周りを断捨離する
歴代の依頼主の中でも広美さんは気持ちいぐらいものを捨てられる方でした。
捨てられる理由は夫の死を目の当たりにしたことでした。
あの世に物は持っていけないと実感しました。
その事実をみてしまったから。
単身赴任先で葬儀をした夫の棺に入れられたのはわずかなものだけでした。
夫の死を体験した広美さんは「生きていく必要最小限の物でいい」と必要最小限のものを大事にしていく生活にシフトしていくことにしました。
悲しいけれど死を意識すると、自分が物とどう向き合うべきか見えてきますよね。
私も身軽に生きていきたいです。
③捨てる作業をして体を動かす
久しぶりです。
こんなに動くの。
断捨離していると広美さんは汗をかきながら、でも少し嬉しそうにそう言いました。
広美さんはご主人が亡くなってからずっと引きこもり生活をしていたので、久しぶりに断捨離で体を動かしました。
物を捨てるという行動で回復していく
断捨離を通して広美さんは体を動かして気持ちが明るくなってきました。
断捨離とは回復力。
物理的な原因を取り除いていく行動が回復になる。
結果として環境自体も回復の手助けになる。
物を捨てるという行動をすることで体を動かして回復していき、結果空間がすっきりしてまた落ち込んだ気持ちが回復していくということです。
広美さんも断捨離で気持ちが回復してきましたね。
部屋が綺麗になる結果ばかりに注目していたけれど、その過程の捨てるって行動も気持ちがすっきりするってことですね。
遺品は捨てずに、分別する
順調に断捨離をすることができた広美さんですが、どうしても夫の遺品だけは手が付けられませんでした。
もらってきたままのビニール袋で押し入れにはいっています。
そこでやましたさんに遺品の整理について助けを求めました。
捨てることを一切除外して、3つに分けてみて。
なんとやましたさんには珍しく、捨てることは考えなくてもいいました。
大切なもの、日用品、判断のつかないものの3つに分類する
本当にご主人が大切にしていたものと、思いれもないただの日用生活品、そして広美さんには判断がつかないものに分けることにしました。
今は分けるだけでいい。
捨てたりするのは亡くなって半年じゃ早すぎる。
気持ちの整理がつかないうちは捨てることは考えず、分けることに専念するのがおすすめだそうです。
整理していくと本当にご主人が大事にしていたであろうものと、日用品たちを分別することができました。
分別したものを見ると広美さんは日用品の量が多すぎることに気が付きました。
ちょっと量が多すぎるから捨てようかな。
捨てなくてもいいということでしたが、ゴミ袋に詰めはじめました。
しかし、やはり分かっていてもまだゴミ捨て場に持っていく決意はできないようでした。
急ぐ必要なんてない。
遺品はムリに捨てようとしないで自分の気持ちの整理がつけば十分ということですね。
まとめ
- 食べたいと思えるキッチンにする
- 窓の周りを断捨離する
- まずは捨てるという行動をする
- 遺品はムリに捨てずに分別する
今回は落ち込んでしまった時の回復の断捨離でしたね。
広美さんは亡くなった瞬間から時が止まって何が大事なものなのか全くわからなくなってしまいました。
生活にまみれてしまうと、本当に大切なものと生活の残骸が混在してそのまま蓄積している。
そしていざ大切な人が亡くなって大事な思い出をこれ以上増やせない事実に直面しても、大事なものが分からなくなってしまいます。
生活の残骸なのか、大事なものなのか。
人を失ったショックの中この二つを区別するのは絶対無理!!
普段からこの二つが分別されているといいですね。
今回の放送は辛くて切なくて、でも前を向く広美さんに感動して涙、涙の回でした。
放送から1週間は無料でみれますよ。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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過去記事も書いているので良ければ読んでください。
我が家では残念ながらBS放送を見ることができないのでネットでウチ、断捨離しましたを見ています。
放送から1週間は誰でもネットで無料で見ることができるのでぜひ見てみてください。
番組公式本も出ています。
私の一押しやましたさんの本はこちらです。