BS朝日で放送中の「ウチ、”断捨離”しました!」2021年8月16日放送「難攻不落!もったいない母VS.息子 終わりなき断捨離バトル [後編]」の感想をまとめていきます。
先週の前編の続きの内容でした。
前編の感想もまとめているので前編を観ていない方は前編もご覧ください。
【感想】ウチ、”断捨離”しました!8月9日放送、最強の敵もったいない精神後編からはすっきり断捨離できるかなと思いましたが、さすが難攻不落のお母さんです。後編もやっかいな内容でした。
イライラしている息子さんに共感しちゃいますね。
ウチ、”断捨離”しました!はBS朝日で毎週月曜日20時から放送しております。
息子さんがいろんな方法で物を捨てさせようとしますが、全くお母さんには響きません。
みているこっちがイライラしてさじを投げたくなる内容でした。
何のために今回断捨離しているのか。
お母さんが変わらない限り物をただ捨てても変わりませんよね。
家族の力でお母さんは断捨離できたのでしょうか。
今回は前編後編だったので先週から非常に楽しみにしていた内容でした。
果たしてもったいない精神の強いお母さんは断捨離できたのでしょうか?
- 伝わらない息子の想い
- 大事なものは大事な扱いをする
- 親のための断捨離はやる価値がある
見逃し配信はこちらから見れます。TVerが一番みやすくておすすめです。
後編ももったいないお母さんの強烈な攻撃が始まります。
是非最後までお付き合いください。
今回の主人公は埼玉県の3DKの団地に夫と暮らす82歳のいつこさんです。
部屋には物が溢れて物置のように高く積みあがったところの隙間で寝ています。
Youtubeのサムネが両親の寝室です。
こんな部屋で両親が寝ているのは心配ですよね…。
そんな両親を見かねて息子さん夫婦と孫たちが不要なものを捨てて快適に暮らしてほしいと今回手伝ってくれています。
しかし、前編の断捨離ではお母さんがなかなか捨ててくれなくて息子と衝突を繰り返していました。
物が増えすぎている原因はお母さんがもったいない精神が強く、どんなに汚れたものでも使わないものでも捨てられないという性格です。
息子が捨てようとすると大声で捨てないで!と抵抗するようなお母さんでした。
「これ高かったんだから!」が口癖です。
一度捨てたものでも息子がいなくなると自分でゴミ袋から取り出して平気な顔をしてしまうお母さんです。
お父さんもそんなお母さんにあきれて黙々と自分で断捨離をするようになりましたが、お母さんはその姿を見てももったいないとぼやいていました。
今回の主人公は番組史上最大級の敵です。
私が子供なら無理無理(ヾノ・∀・`)断捨離やめましょう!と叫びたくなりますw
本当に今回の放送で本当に断捨離できるのかな…。
- 物が積みあがった部屋で暮らしていて危険
- お母さんは物がもったいなくて捨てられない
- ゴミ袋から捨てたものを平気でとりだすような考え
- 服だけは絶対に捨てられない
まず、リビングの整理を始めると使っていない財布がゴロゴロと出てきました。
その数約30個!
お財布30個ってどうやったらそんなに数集めれるのか…。
仮に1つ数千円にしてもお財布だけで恐ろしい金額使ってますよね。
その事実にお母さん気づいてほしいです。
しかも驚いたことにその30個の財布すべてにお金が入っています。
お孫さんが計算してその合計なんと約50万円!
いつこさんのお母さんがお財布にお金を入れておくと金運が上がると教えてくれたので、その教えを守っているそうです。
お母さんはきっとお財布に何円入っていたか覚えていなかったので、いきなりの50万円の収入にとても満足そうでしたw
恥ずかしいけどうれしいわーととっても上機嫌です。
いやいや!何嬉しそうにしてるんですか!
部屋が汚くて管理できていないから50万円もどこに行ったか分からないようなことになってますからね!
反省してくださいw
いきなりの50万円に上機嫌なお母さんに早速財布の断捨離を提案します。
さすがに誰がどう見ても30個もお財布は要りませんからね。
でもやっぱり捨てられません。
これ高いんだよ!
いるんだよ!全部好きぃーーー!!!
結局ほとんど断捨離できませんでした。
息子さん絶句です…。
財布の断捨離は失敗です。
この番組でも珍しい失敗に終わるというパターンですw
あまりにもお母さんの断捨離が進まないので、お父さんの断捨離を進めることにしました。
昔からの趣味で使っていたカラオケ用カセットテープが出てきました。
お父さんは歌うのが趣味だったようです。
いつでも歌えるようにカラオケの練習を若いころからしていました。
しかし、年でカラオケもしないしカラオケ一式をすべて処分することにしました。
ちょっとさみしいことはさみしい。まず自分の物を整理しないと家内にやれとはいえないから。
素敵ですね。
自分がお手本を見せないとお母さんに言えないですもんね。
お父さんが服の断捨離をしてゴミ捨て場に持っていこうとすると、今まで見向きもしなったお母さんがお父さんの捨てる服にも口を出すようになりました。
なんで捨てちゃうの?どこも破けてないじゃない!!もったいなーーーい。まだ着れるのに!とわめきはじめます。
さすがのお父さんもあきれています。いいからともう無理やり捨てます。
お父さんの断捨離のおかげで寝室はさっぱり危険な状態ではなくなりました。
息子さんがお母さんの服の整理をするために
- 1軍:よく着る服
- 2軍:時々着る服
- 3軍:もう着ない服
に分けないか提案してみました。
捨てないならいいと1軍と2軍には素直に分けてくれました。
しかし、3軍の要らないものはない!と言い切るお母さんです。
お母さんの服で衝撃的だったのは1本のハンガーに服を5枚重ねて収納していたことでした。
絶対分からないよね!?
3枚目とか絶対着ませんよねw
5枚重ねる人は初めて出会いました。
結局お母さんが捨てたのは汚れた服7着だけ。
絶対に汚れたりもう物理的に着られないものしか捨てません。
息子さんあえなく失敗しました。
あまりにもお母さんが問題なので息子さん一家が今後の方針を家族会議します。
- このままお母さんの考えが変わらなければすぐに元の家に戻ってしまう
- 息子が強くいうしかない
お嫁さんが言っても意地悪になってしまうのでここは息子さんに言ってもらうことになりました。
息子さんはどうして断捨離しているか分かっている?とお母さんに問いかけてみました。
自分でいるいらないを判断できるようになってほしいと自分の考えをお母さんに諭します。
いつか着るだろうと思って捨てられないといつまでもぼやくお母さんと何とかもう一度クローゼットの中を出して整理します。
同じような服が何枚も出てきたので、この中で着るものを絞って残りは捨てようと提案します。
なんで捨てなきゃいけないの?わけわかんない!と文句を言いながらも、なんとか汚れたものや何十年も着ていないものを処分しました。
次に次いでだからとクローゼットの目の小さなタンスの中も整理することにしました。
お母さんは自分で確認したからもう捨てるものなんてない!と大反対でしたが、息子に促されて中身を全部出してみました。
すると、汚れたものや日焼けしたものがたくさんありお母さんでも捨てやすいものがまだありました。
他人と一緒に見るとまだ捨てれるものがありましたね。
要らない服を捨てると小さなタンスの中を空っぽにして別の収納に収まるぐらい少なくなりました。
息子さんがもう小さなタンスに入れるものもないし捨てようと提案すると、
いる!高かったの!捨てないよ!
うるさい。いちいちうるさい!
絶対捨てない!!!
いつにもまして声を荒げていました。
何がもったいないの?と息子が聞いても高いからの一点張りで怒鳴り散らします。
そんな態度に息子さんも激怒して「安かったら捨ててもいいんだね!」と使っていないテレビ台を捨て始めます。
ついに優しい息子さんも激怒です…。
よくよく話を聞いてみると小さなタンスはお母さんが内職で稼いだお金で初めて買った家具だったらしいです。
本当にお母さんにとって大事なものだったから譲れなかったんですね。
でも息子さんにはその大事さがイマイチ伝わってなかったからこんな喧嘩になってしまいました。
言わないと分からないからお母さんも大事な理由を言ってくれればいいのに…。
生まれて初めて息子さんと喧嘩したお母さんは息子が自分のことを嫌いになったのではないかと心配します。
そこで最高の夫であるお父さんが
親子で言い合えるのが一番いいんだよ。嫌いになるわけないじゃん。
最高じゃない。お互い言うこと言ったらいいじゃん。
(嫌いになるなんて)ありえない。
さすがお父さんです。
断捨離を通して親子で言いたいことを言い合える仲になれてよかったですね。
ついにやましたさんが断捨離後のチェックにやってきました。
何とか息子さんの激怒とお父さんの頑張りによって前よりも住みよい家になりました。
特に寝室は積み上げられたものがすっきりして寝やすい空間になりました。
ぱっと見綺麗になっていますが、やましたさんはクローゼットの中身をチェックしました。
案の定お客さん用の布団や座布団がぎっしり。
昔はお客さんが来たら布団を出していたけど今はお客さんが来たらどうする?ホテル?とやましたさんに言われて、お母さんも整理することを決意しました。
お母さんに物を捨てられない理由を聞くと
お母さんは物を大事にしたい、ただそれだけ
ということらしいです。
そこでやましたさんはこんな質問をしました。
物を大事にするってどういうことだと思う?
お母さんは即答で大事にしたいから物をとっているんです!と答えます。
物を大事にするのは使ってあげること、活かしてあげること。
やましたさんはお母さんにみんなの気持ちを伝えます。
みんなお母さんを苦しめようと思っているわけではない。
お母さんがここで暮らしやすい空間で生活してほしいというのがみんなの願い。
みんなお母さんのことを思ってきている。いじめたいわけじゃない。
その言葉を聞いてようやくお母さんの目にも涙が。
お客さん用の座布団を普段使いにしてくたびれた座布団を捨てることになりました。
今回やましたさんがあえて手を付けなったのは内職で買った大事な小さなタンス。
生活の中で出てきた古くなった要らないものは垢として捨ててもいいけれど、心の傷を癒すかさぶた的な役割をしたものを無理やりしてるのはよくない。
だからやましたさんはあえてお母さんが大事にしていた小さいタンスは手を付けませんでした。
かさぶたと捉えたものは無理に捨てると傷口が悪化する
大事なものは大事な扱いをしなければならない、タンスが部屋で主役になるように置くことにしました。
ときに激しい抵抗を受けても、健康で安全な環境を子として親に提供するのはやり遂げる価値はある。
ぶつからない人間関係なんてない。ぶつかっても大丈夫なのが家族
イライラとする断捨離作業でしたが、住環境もよくなって親子関係もぶつかったことによってよくなりましたね。
なによりこんなにイライラするのに手伝ってくれる子供やお孫さんやお嫁さんがいるってことは、きっと愛されてるっていうことですよね。
私がお嫁さんだったら途中で断捨離手伝うのやめてますもんw
それでも手伝い続けてくれる周りのみんなは優しいし、日ごろの人間関係が良かったということですね。
お父さんが最高に素敵でした。
- 散らかしている人本人の考えが変わらないと意味がない
- 垢とかさぶたを見極める
- 親の住環境を整えるのは意味があること
前編・後編にわたる壮絶な断捨離でしたね。
こんなもったいない星人をどうやって克服するのかと思いましたが、最後はやっぱり家族がどれだけお母さんのことを思っているのか伝えることが響きましたね。
正直お父さんと息子の力で部屋が綺麗になった気がしますが、きっとお母さんも息子たちのためにも無駄遣いが亡くなっていくことでしょう。
少なくとも素敵なお父さんがいるから安心です。
今回の放送は人間味あふれる泥臭い回でしたね。
1週間は無料でみれますよ。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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過去記事も書いているので良ければ読んでください。
我が家では残念ながらBS放送を見ることができないのでネットでウチ、断捨離しましたを見ています。
放送から1週間は誰でもネットで無料で見ることができるのでぜひ見てみてください。
番組公式本も出ています。
私の一押しやましたさんの本はこちらです。