BS朝日で放送中の「ウチ、”断捨離”しました!」2021年7月19日放送「47歳で母…迷走する子育てからの脱出」の感想をまとめていこうと思います。
子供への期待って客観的にみると重いな…でも自分の立場になるとやりすぎてしまうかもと思いました。
今回の放送は高齢出産をされた女性の奮闘回です。
子供への期待が膨らみすぎて物をため込み過ぎている人必見です。
子供への理想って押し付けてしまいがちですよね。
教育ママ、パパが陥りがちな罠です。
今回の放送を見ると客観的な目で教育について考えることができますよ。
- 親の想いが溢れすぎて物があふれる(空っぽの空間を与えると自主性が芽生える)
- 子供の作品物の捨て方、捨てられない心理
見逃し配信はこちらから見れます。TVerが一番みやすくておすすめです。
なぜ子供のものを捨てられないのか、物を大事にするというのはどういうことか考えさせられます。
是非最後までお付き合いください。
今週の主人公はあきこさん54歳です。
3LDKのマンションに60歳の夫と小学2年生の子供あすかちゃんと三人暮らしをしています。
あきこさんが47歳で授かった高齢出産のご家庭です。
あすかちゃんは一人娘であきこさん夫婦も高齢、親戚も少ないので、あきこさんは娘の将来が心配でたまりません。
あきこさんは将来一人で寂しくならないように自分が子供のとき寂しさを埋めていたことを、あすかちゃんにもやらせてあげています。
- ヴァイオリン
- ピアノ
- 読書
ここまでは普通のご家庭なのですが、ここからあきこさんの異常な行動が明らかになります。
それは将来を見据えて物を準備しすぎていることです。
あきこさんの家の問題点をまとめると、
- ヴァイオリンは子供の成長に合わせてサイズ違いの物をもうすでに数個購入済み。
- 音楽発表会のドレスも成長に合わせていろいろの種類のものを購入済み。
- 本も成長に合わせて読みそうなものを購入済み
- メルカリに出すものと梱包資材がリビングに直置き
あきこさんはとにかく将来が不安で子供のものを買い込んでしまいます。
お金に余裕があるうちに買ってあげたいとのことですが、それにしても買いすぎなような・・・。
それに子供の気持ちが入っていないような気がします。
本当に子供の好きなドレスなのか疑問です。
あきこさんの持っているものには子供への期待や愛情にあふれています。
親視点で見ると立派で、愛情深いのはよくわかります。私もやりたくなっちゃいますから。
しかし、子供視点で見ると勝手に準備しないで!と感じてしまいます。
実際にあすかちゃんは早めの反抗期でピアノもヴァイオリンもボイコット中ですw
今後もヴァイオリンを続けないといけないプレッシャーやドレスの好みが変わる可能性、本の好みも年代によって変わると思うので現時点で用意しすぎてもよくないのではないかと個人的に思いました。
今お金があるのならそれを将来のあすかちゃんのために貯めて本当にやりたいことができたらそこに使ってあげたらいいのになと客観的には感じます。
でも本当にあきこさんの気持ちは分かりますよ。かわいくて心配だからこそこんなことに・・・と思いました。
やましたさんが登場しました。
早速子供のもので家があふれかえっているありさまについてご指摘がありました。
完全にものを子供に与えすぎ!
クリエイティブな想像力は何もない方が生まれるの。
ものが多い方がクリエイティブな想像力が鍛えられそうと思いますが違います。
確かに子供のころ物がないとくふうをして自分で物を作って遊んだりしてました。
やましたさん曰く、子供は考えて創意工夫する空間があればいい。
ものではなく子供が考えれる空間を与えてあげることが大切だということです。
このまま物にまみれた生活をしていると考えない子になってしまうと指摘されました。
物を大事にするというのは、とっておくことではなく手入れをすること
とっておくだけじゃ意味ないんですね。胸が痛いです。
子供への期待が膨れてきている、私の愛で満たそうなんてそれはただのコントロールよ。
子供には空間が必要ということでメルカリに出そうと思ってため込んでいるものの分別をすることにしました。
メルカリ品を処分するコツは3つに分類することです。
- 捨てるもの(明らかに売れない)
- 自分で売りに行くもの(リサイクルショップ)
- メルカリですぐに高く売れそうなもの
確かにこの分類をすれば家にメルカリ関連の物がずっとある状態から脱出できますね。
なんとなくメルカリやってたら売れそうなものかどうかわかりますよね。
なのに何となく売れないけど家に待機させているものってあると思うので、この3分類で分けると捨てやすいと思います。
過去記事にメルカリで売れやすいものも書いていますので、興味のある方は是非読んでください。
一番の強敵は娘のあすかちゃんが作った作品たちです。
あきこさんはあすかちゃんの作ったものを捨てられないでいました。
実はあきこさんのお母さんも子供の作品を捨てられない母でした。
あきこさんは久しぶりに実家に行って母がとっていてくれた作品を目の当たりにして思うことがありました。
あきこさんの作品は確かに長年とってありましたが、家の奥底にとってあるだけで全然活用はされていなかったのです。
とっておくことが物を大事にすることではないと自分の作品を見て思い、娘の作品もいかして捨てようと考えました。
あきこさんはあすかちゃんと作品を写真に収めて捨てることにしました。
作品を作った当時の子供と作品を一緒に収めるアイディアは素敵ですね!
やましたさんはなぜ子供の作品を捨てられないのか、その理由を二つあげています。
- 捨ててしまうと情のない母だと勝手に思うから
- 子供が大きくなった時にこれだけとっておいたという、愛情表現という錯覚
どちらも思い込みですよね。
子供の立場からしたら作品も勝手にボンボン捨てられたら悲しいですが、納得して大切にして捨てるなら上のない母親だなんて思いません。
大人になったときにこれだけとっておいたんだよ!と親に言われてもよくとってたねの一言で終わりですw少しだけ懐かしくはなりますがね。
それよりも今の子供をみて、今の子供にとって最適な環境を作ってあげることが愛情なのかなと感じました。
また、やましたさんは子供の作品の取っておく効果について
子供の作品は実はお母さんの作品。
いつも子供はかわいいわけではない。
揺らいだ気持ちを子供の作品をとっておくことで埋めたくなる。
とおっしゃっていました。
これはぐうの音も出ないです。
子供の作品をとっておくことで子供をかわいくないと思ってしまう揺らぎを抑えていたんですね。
今の連続で未来がある、今を整えると未来も整うはずなので今の空間を整える、空っぽにして食って大事ですとのことです。
空間にゆとりができると気持ちにゆとりができる。
今回は名言ラッシュで本当に心にしみます。
ひとつも取りこぼせない名言たちです。
特に子育て中の方や今が苦しい方には必見の放送でした。
- 子供には空っぽの空間を与えて創意工夫させる
- 親の愛で満たそうなんてコントロール
- 子供の作品は親の揺らいだ気持ちを満たすためのもの
親の気持ちが分かりすぎて痛いぐらいささる回でした。
ついつい愛情が行き過ぎてしまいますが、子供の視点にたって断捨離的思考で考えてみるのも大事だと感じました。
あすかちゃんも綺麗な部屋になったら自らヴァイオリンを弾き始めました。
一か月ぶりだそうです。
押し付けるのではなく子供の自由な発想に任せたらいいのかもしれませんね。
今回の放送もシビれる最高の放送でした。
1週間は無料でみれますよ。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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我が家では残念ながらBS放送を見ることができないのでネットでウチ、断捨離しましたを見ています。
放送から1週間は誰でもネットで無料で見ることができるのでぜひ見てみてください。
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番組公式本も出ています。
私の一押しやましたさんの本はこちらです。